Warning: "continue" targeting switch is equivalent to "break". Did you mean to use "continue 2"? in /home/harvestmoon/harvestmoon.xsrv.jp/public_html/manabiken2/wp-content/plugins/improved-include-page/iinclude_page.php on line 307
1年生 物理実験 | 学生が主体的に学ぶ授業づくり研究会
「学生が主体的に学ぶ授業づくり研究会(通称 学び研)」は、
国立富山高等専門学校の教職員を中心に活動する有志の会です。
Home » 授業づくりの実践事例 » 1年生 物理実験

1年生 物理実験

===作成中====

♦ 授業づくりのキーワード

  • Project-Based Learning / 理論と実践のつながり / 理論の応用 / ものづくり / 教材作り 

♦ 教授・学習のスタイル

1年物理実験の教授・学習スタイル

 本授業(1年生物理実験)は、これまで教科書に沿った講義のみの授業でした。物理は、全国高専一斉学力テストで学力を測定しますので、その成績はこれまでを下回ることがあってはなりません。
 
 週に90分の授業が2回あるので、1回を学生がアクティブに学べる授業にすることにしました。
 
 講義という従来の学び方だけでは、学生は常に受け身で、理解できない内容にぶつかると学ぶ意欲を失いがちで、物理への苦手意識が生まれます。また、ペーパー試験対策の学び方になってしまい、概念理解になかなか至らないという悩みがありました。
そこで、学生たちが取り掛かりやすいものづくりを通して、理論と実際の現象を結びつけるような体験をさせたいと考えました。
 
 具体的には、中学校までに学んだ内容からテーマを選び、グループワークで教材作りに取り組みます。教材なので「学ばせたいこと」「対象の学年」「高専生らしい工夫を盛り込むこと」「理論的な説明ができること」をチームで議論し、調査 ⇒ テーマの選択 ⇒ 企画・設計 ⇒ 試作と改良(何度か繰り返す) ⇒ 調査と議論(何度か繰り返す) ⇒ プレゼン、質疑応答と議論 と進めます。
「Project-Based Learning」の授業スタイルです。
 

♦ 授業づくりの概要

  •  授業づくりは、これまでに学んできた物理の理論を応用したものづくりをする体験をさせたい  、それによって物理の理論を概念的に理解させたいという担当教員の思いからスタートしました。また、1年生ですので、これからの高専での学びの基礎となる様々な基礎力をつけることを目指します。そこで、この授業の目的を次の通り設定しました。
     

    (1) 理論と実践を結びつけることにより概念的な理解力を深め、主体的に学ぶ楽しさに気付く
       (講義を聞いて筆記テストで再現できたとしても、理解が深まらないため)
     

    (2) 育成したい力(スキル、姿勢)は次の通りです。
     

    (3)
     

  •  

  •  
     講義で必要不可欠な
  •  

  •  授業でつけてほしい力は、 
  •  

  •  そこで、本授業における

    (1) 講義や
    (2) 個の
    (3)

 

♦ 授業の概要

(1)科目名  
(2)受講学生 科(M)名受講
(3)担当者  教員1名、技術職員1名
(4)時間数  90分/週

 

♦ 授業のキーワード

 

♦ 担当教員のねらいⅠ(シラバス:学習目標)

(1)
(2)
(3)

※ 「ねらい」は欲張らない方がよい。チームによるProject型で進めるため、チーム内でのコミュニケーション力やチームワークなども「ねらい」に加えたくなるが、この授業では、上記の4つに絞って授業を進めた。

 

♦ 担当教員のねらいⅡ(シラバス:目標と評価)

科目の達成目標 評価方法と基準
・工学倫理の論点と基礎知識の理解。
・技術士倫理規定と組織の中の技術者の位置づけ
・事故事例の検証と公益確保の考え方
・リスクとヒューマンエラー
・費用と便益の考え方など
期末試験で評価
技術士1次試験の適性科目合格レベル(60%)
出席と取り組みの姿勢の評価(20%)
レポート提出(20%)
・規格と法規、
製造物責任・内部告発の意義と理解
上記および下記の試験問題に含む
・知的財産権の重要性と特許戦略の理解 理解度をレポートで評価する(30%)
出席点含む
・工学倫理テスト
   (基礎、事例、技術士適性試験など)
期末試験で評価(30%)

 

♦ 主体的に学ぶことを支援するために使用した機材や学習ツール

(1)PCとプロジェクター
   (配付用のスライド資料は、講義で触れない部分も自主的に学べるように内容を充実)
(2)テキスト
   (過去の事故事例の検証を演習するためのもの)
 

♦ 主体的に学ぶことを支援するために利用した手法

(1)Project-Based Learning の学習理論と手法 ≪解説へ≫
(2)ブレーンストーミング、マッピング ≪解説へ≫
(3)プレゼンテーション(発表と質問) ≪解説へ≫
(4)クリティカル・フレンズ(批判的な友達) ≪解説へ≫
 

♦ 授業の進め方

【第1週】90分

① イントロダクション-本授業の意義と達成目標、授業の進め方など
② 小中学校の理科の教科書を見て、学んだことを思い出す
③ この授業で取り組みたいテーマや実験内容を付箋に書き出す
④ マッピングでまとめる
⑤ 各班でどんなテーマが出たかを発表してクラス全体で共有

※ ファシリテーションのPoint
・学生は、ほとんどグループワークが初めてなので、指示は明確にテンポ良く。
・学生の議論の進み具合をよく観察して、声をかける。
  「これはどういうこと?」「具体的には?」「あーなるほど」などOpen Questionで。

※ 今日のワークをヒントにして自分が取り組みたいテーマについて調査し、レポートにまとめる。
 

【第2週】90分

① 自分のレポートに基づいて、1人15秒のやってみたいことのアピール・チーム勧誘合戦
② 「力」「光」「電磁気」「」「」から自分が取り組みたい分野を決める
③ 取り組みたい分野でチーム分け
④ チームで具体的なテーマを決め、教員に対してプレゼン
⑤ 教員からのGOサインが出たら次回の計画を立てる
⑤ 宿題のレポート提出
⑥ プロジェクト進捗報告用紙を配付

※ ファシリテーションのPoint


※ 宿題:プロジェクト進捗報告用紙を仕上げてくる
 

【第3週】90分

① レポートを評価基準に沿って自己添削と自己採点
② 教材作り

※ ファシリテーションのPoint



 
  
≪ページ作成中≫
 

制作中